1963-03-20 第43回国会 衆議院 文教委員会 第12号
○前田(充)政府委員 地域に即した方向と申しますのは、結局給食用物資を、どうして十分かつそれに適したようなものを買うかという問題になるかと思うのでございますが、農村地帯においての野菜等は、特に考えなくても学校で十分考えられると思うのでございますが、蛋白給源のないようなところ、ミルクだけでなく、なおかつ蛋白給源を入れるわけでありますが、そういうなまの魚のないような土地に対しましてはカン詰の魚肉と申しますか
○前田(充)政府委員 地域に即した方向と申しますのは、結局給食用物資を、どうして十分かつそれに適したようなものを買うかという問題になるかと思うのでございますが、農村地帯においての野菜等は、特に考えなくても学校で十分考えられると思うのでございますが、蛋白給源のないようなところ、ミルクだけでなく、なおかつ蛋白給源を入れるわけでありますが、そういうなまの魚のないような土地に対しましてはカン詰の魚肉と申しますか
そこで、まあどうやってそれでは伸ばすかという問題でございますが、そういたしますと、まずまあ考えられますことは、ミルクをまずやっていくと、そういたしますと、まあ蛋白給源を非常にとるわけでございますから、そこでなるほどこれはいいんじゃないかというように一般に父兄がお考えになる。
特に山村とか農村の奥に行きますと、なかなかもって蛋白給源を得るということが困難です。そういうような意味合いから、この淡水魚の面こそ、非常に大事な一つの資源といわなければならぬこ思うのです。
それと北海道以外の各部県に対してはヒメマス、ニジマスの施設費の補助、あるいは放流事業の補助、こういうようなことをやっておるわけですが、これは先ほど横川委員からも御指摘のあったように、このことは蛋白給源の補助というそういう立場から大へんけっこうなことだと思うわけです。
それからもう一つ、化学肥料その他農薬等の普及によるやはり内水面魚類の生息に困難というようなことで、そういった面から、たとえば戦時中あるいは戦後について行なわれておりました、いわゆる稲田養鯉の蛋白給源補給としての、稲田にコイの稚魚を放流して農家にこれを食べさせるというようなことも、現在の稲田の状況では困難であろう、こういうふうに思います。
そこでもっと内水面の問題、蛋白給源、ことに農山村における蛋白給源の補給ということにつきまして私ども全く同感でございますが、ただこれにつきましてはいろいろ物的な面、あるいは制度的な面を考えなければいけないものがあります。たとえばアユにつきまして、これは率直に申しまして財務当局あたりから、これはいたずらに遊漁者のための放流になるのではないか、そういう批判も聞かれるわけです。
御指摘のように、さらに優秀な蛋白給源をやりますためには、自給飼料の面におきまする指導のほかに、新しく化学的な飼料を普及する必要があろうかと思いますので、尿素の利用を普及するというような点におきまして、これらの蛋白というもののえさを拡大していきたい、かように考えて実施をいたしていきたいと思います。
パン食だけでもそれだけの比率になっておるところへ、バターなりチーズなり牛乳なり肉なり魚なりの、いわゆる蛋白給源、脂肪給源をとろうとしますと、より以上高くつくというところに問題があるわけです。ですから、米を二十日分しかやらぬ、あと十日はパン食なり粉食をしてくれというなら、粉食にふさわしい副食の栄養の対策というものを総合的に立てませんと、国民の均衡ある食生活というものはできません。
○山下(春)政府委員 先ほどから滝井先生の御質問を伺っておりますが、その中で、最後におっしゃった蛋白給源としての考え方あるいは内職にやって家計の助けにしておるというような点を全部総合いたしまして——私の申し上げるのはまことに常識論でございますが、楠本部長が、長年研究いたしました相当明確なデータもあるのでありますが、その規制がやや厳重な規制だということは、これは環境衛生の立場からも考えたのでございますが
○岡井政府委員 あの当時は、先ほど厚生省の部長からもお答えになった通り、何さまわからないものですから、一番危険なものが含まれているということを前提にしてカウンターも出し、廃棄もさすということ以外に、安心して国民に蛋白給源として提供できなかったような事情にありますので、今、振り返えれば、あの際にそう危険でなかったということがいち早くわかっていれば、遠方から取ってきた魚をあんなに廃棄処分で捨てるという必要
ことに草は最も安価な蛋白給源です。たとえばクローバーというものはわずか、日本ではほんのちょびっとしかやっておりませんですが、アメリカ、ドイツのように、クローバーというものが雑草にかわって繁るようになりますれば、これは四%の蛋白質を持っておるのであります。みずからのままで。それが反当り千貫とれるといたしますれば、反四十貫の蛋白質が生産されで、一町四百貫の生産になります。
国民の大切な蛋白給源としての漁業、その優秀なる漁場が失われんとし、多数漁民の経済生活が破壊され、のみならず、その生命、財産が危殆に瀕しておるのであります。漁期も間近に近づいておる今日、あすにもまた不法襲撃せられるおそれがあるのであります。かくのごとき不法なる暴行ざたから国民を守る保障がなされることが今日の急務であります。
○河野国務大臣 予算上のことにつきましては、政府委員から答弁させますが、私が申し上げております通りに、畜産を盛んにする、水産についてもなるべく増強するように、動物給源、蛋白給源については相当にたくさんとるように、この方面については十分に考えております。
○河野国務大臣 私も全く同感でございまして、食生活は可能な限り改善して参らなければならぬ、その意味から畜産、水産というような蛋白給源をなるべく増強していかなければいかぬ、こう考えております。
内水面関係でありますが、御承知の通り昔は淡水魚というものは大体農村の蛋白給源になっておったように思うのでありますが、最近農作物の育成のために化学肥料が非常に普及され、あるいはまた化学工業の発達に伴って汚濁水が放流される。こういうようなことで非常に全国的に淡水魚が激減しておるわけでありますが、これらに対する内水面漁業に対する施策というものが相当欠けておるのではないかと思う。
従いまして政府といたしましては、米麦の増産はもちろんのこと、これと相関連いたしまして、水産、畜産等に十分に意を用いて、動物蛋白給源を豊富にいたしまして、どこまでも粉食を十分に奨励して参り、総合的に食糧の自給体制を確立して参るようにいたしたいと考えておる次第でございます。従いまして、将来、畜産、水産の奨励には特に意を注いで参りたいと思う次第であります。
蛋白給源といたしまして、これはちよつと話がそれますが、実は魚粉が非常に生産が落ちておるようでありまして、その点から魚粉の価格等も相当に高値を呼んでおるような状況でありまして、専ら蛋白の給源といたしまして魚粉等の高値から非常に困難を来たしておるという状況にあります。
現下におきまするわが国農業の最大課題は、食糧生産、なかんずく動物性蛋白給源の増強と農業経営の安定向上をはかることに存するのでありまして、これがためには有畜農業の振興をはかることが特に必要であります。
それは今度の臨時特例法によるところの十六条にありますところの漁船損害補償法の関係でありますが、日本の漁業に従事しているところの漁船は現在百十万トン、船価にしまして七百三十億、これが十二億貫の漁獲をなして参りますので、国民の蛋白給源となつておりますが、更に二百数十億円の輸出をして外貨を獲得しておる状況であります。
四面海に囲まれました日本の漁民がその怒濤と戦いながら、国民の蛋白給源のために闘つていられるこの姿を、あなたは一度でも偲ばれたことがあるでございましようか。汚職と疑獄のもみ消しに狂奔している間に、民生を圧迫して、おもちやのような再軍備に熱を上げている間に、日本漁民には李ラインの問題、アラフラ海の締め出し等、公海における自由が踏みにじられつつあるのであります。
このことは明らかに非常に魚に対する不安が深刻であつて、そうして日本人の食生活から見ますれば、肉食よりはむしろ魚によつて蛋白給源を得ておるのが常態でございますが、それが肉の方へかわつて行つた、あるいは卵の方にかわつたというようなことから、その方は逆に値上りを示しておる。一割以上の値上りを見ておるというような状況になつております。
それから今の栄養研究審議会の方のことでありますが、いろいろ厚生の立場からカロリーなり、あるいは蛋白給源なり、いろいろ研究されてまことにけつこうでありますが、農林省にも御承知の通り生活改善に対する仕事がありますが、これも相当人数がふえて、各農村をまわつてやつておるわけでありまして、これは単に食糧だけではありません。